つわりへの対処方法

つわりはなぜ起こるのでしょうか
つわりは妊娠4~7週から始まり、12~16週くらいで収まります。
つわりは妊娠に慣れるための自然現象です。
人間には、変化に対して自分の体の中を同じ状態に保とうとする力が働きます。
ホメオスタシスという現象です。
女性は、いざとなるとこの力が断然強いと言われています。
しかし、妊娠は母体にとって大変な負荷がかかります。
その負荷にすぐには順応できなくて、つわりの諸症状が出るようです。
つわりは体が妊娠に慣れていくための現象の一つと言えます。
つわりの症状や程度には個人差がありますが、気持ち次第で軽くもなれば重くもなるといわれています。
これは、脳の中で隣りあわせになっていてお互いの変化が影響しあっているホルモン中枢と自立神経中枢の働きを、大脳皮質の動きを意識的に変えることでかなりコントロールできるからだといわれています。

つわりで食べられなくても赤ちゃんへの影響は心配不要
つわりで食事が摂れなくなると赤ちゃんの発育に影響するのではないかと心配する人もいます。
でも、食べられないことを心配しすぎないでください。
つわりが起きている時期の赤ちゃんはまだ小さいので、母体に蓄えられている栄養で十分育ちます。
食べられる時に食べたいものを食べてください。
但し、甘いものばかり食べるというのは考えものですよ。
つわりが収まった後の体重のコントロールが難しくなりますし、虫歯の原因にもなってしまうかも。
このことは頭の隅にとめておいてくださいね。
とはいえ、つわりの時期には栄養や食事時間のことをあまり気にしないでください。
気にしすぎると症状が重くなるかも。
妊娠しているからつわりがあっても不思議じゃないと気楽に考えた方がいいでしょう。
空腹時につわりの症状がひどくなる人が多いので、一口で食べれる大きさのサンドイッチ等を用意しておき、お腹が空いたらすぐ食べる手もあります。

つわりの時期に食べやすいものは
つわりになると一般的には酸味が利いたものが欲しくなるようです。
柑橘類、酢の物、レモン汁を加えたサラダ、マリネ、南蛮漬け、魚や肉にレモンや柚子を絞ったものなどが美味しく食べられるでしょう。
ヨーグルト、冷ややっこ、冷やした卵豆腐、素麺も好まれるようです。
食べ物の匂いに吐き気がする場合は、冷やすと匂いが少なくなり食べやすくなります。
果物や野菜を食べやすい大きさに切って、容器に入れて冷蔵庫で冷やしておくと、すぐ食べられるから便利です。
調理すると気分が悪くなる人は、冷凍食品やレトルトや缶詰を利用するのも一つの方法です。
少量でもカロリーがあるものを選ぶといいかもしれませんね。

つわりの時期は水分を多めにとりましょう
つわりで吐くと水分やミネラルが失われます。
ひどい嘔吐と食欲不振が重なると脱水症状になることもあります。水分は多めにとりましょう。
ただし、清涼飲料水や糖分が多い飲み物の摂り過ぎはよくありません。
野菜のジュースはガスがたまりやすいことも知っておきましょう。
牛乳や、手作りの果物・野菜ジュースがいいようです。
つわりがとても重度で、嘔吐が激して水分も受けつけなくなると全身衰弱を起こすことが稀にあります。
この状態を妊娠悪阻といいます。
体がフラフラする・体重が異常に減るといった場合には医師に相談しましょう。

いつまでもつわりが続くならば
体がフラフラする・体重が異常に減るといった状態が続く場合は、主治医に相談するのが一番安心です。
個人差はありますが、、妊娠16週くらいで一般的にはつわりは収まっていきます。
でも稀にですが、妊娠5ヶ月めになってもつわりが収まらないという人もいらっしゃいます。
妊娠悪阻の場合は点滴を行うと効果的です。
子宮がだんだん大きくなり、胃が子宮に押し上げられるために吐き気や胸やけに悩まされるケースも出てくる時期です。
もともと胃腸が弱い人の場合、つわりに引き続いて胃の調子が悪くなり、つわりが続いているように感じられるケースもあります。
胃の調子が悪いと診断されれば、胃薬を処方してもらえるでしょう。


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