妊娠から出産までの留意点

妊娠中のこと

妊娠生活の参考になればと思い、妊娠かなと思った時から出産入院までの過ごし方について述べてみます。
妊娠かなと思ったら
妊娠中の食生活
つわりへの対処方法
妊娠中の過ごし方
妊娠中の適度な運動 マタニティビクスについて


妊娠かなと思ったら

今は自分で妊娠検査できる薬品もありますから、妊娠かなと思ってもすぐに病院へ行く人が減っているようです。
市販されている妊娠検査薬は、妊娠すると分泌される絨毛性ゴナドトロピンというホルモンを検出し、陽性か陰性かを判定します。
最近の妊娠検査薬は精度が高く、月経予定日の数日後くらいから妊娠の有無を自分で確かめることができます。
使い方は所定の場所に尿をかけるだけ。
簡単ですが、子宮外妊娠などの異常妊娠の場合でも妊娠の反応が出ます。
妊娠判定薬はあくまでも産婦人科に行くための目安として使用し、陽性が出たらなるべく早めに受診しましょう。

というのも、妊娠初期は赤ちゃんにとって最も不安定な時期です。
それなのにママには自覚症状があまりありません。
妊娠の確認はできるだけ早くしたほうが、より安全です。
産婦人科医としては、妊娠初期に妊娠のことを意識せずに飲んだ薬のことが気がかりという方も多いので、一日も早く正確な検査して欲しいと思っています。
日頃から基礎体温を測るなどして、妊娠の兆候を早くキャッチしましょう。
月経の周期が毎月ほとんど変わらないという人ならば、1~2週間遅れたら、妊娠を考えてもおかしくありません。
基礎体温では高温相が続きます。
妊娠初期、とくに6~11週は流産することが多い時期でもあります。
妊娠したかもと思ったときは、産婦人科で正確な診察を受けることが大切です。

妊娠が確定したら、役所で母子手帳等の交付も忘れずに受けてくださいね。


妊娠中の食生活

妊娠中は適切なカロリー摂取を心がけましょう
健康な妊娠生活の決め手は食生活です。
といっても、日常と全く違う特別な食事が必要なわけではありません。
カロリーは普段の食生活からほんの少し増やす程度です。
胎児の発育や正常な妊娠を継続させるのに必要な栄養素を量的に確保してください。
妊娠前期は、普段の食事プラス150キロカロリー(ご飯一膳程度)です。
妊娠後期はプラス350キロカロリー(ご飯2膳程度)増やせばいいと考えてください。
ただし、妊娠中毒症などが発生した場合には、それに応じた適正な栄養を摂ってください。

つわりの時期が過ぎると食欲がわいて食べ過ぎてしまうことがありますが、それもよくありません。
むくみなしで、毎月体重が1キロずつ増えていくのを目安に栄養を摂取してください。
妊娠中に体重が増えすぎてしまった場合には、出産後の育児や授乳にどんどんカロリーを消費しないと、そのまま脂肪が固定してしまうかもしれません。

鉄分とカルシウムを十分摂取しましょう
タンパク質は通常時は1日に60gほど摂取すれば適量といわれています。
妊娠前期にはプラス10g、後期にはプラス20g多く摂取してください。
質のよい動物性タンパク質の摂取を心がけましょう。
意識して妊娠中はたくさん摂取する必要があるのは鉄分とカルシウムです。
普段は1日0.6グラムでいいのですが、妊娠中は胎児の発育を考慮して1日1グラム摂取しましょう。
十分な摂取には、乳製品がいいかも。
乳製品が苦手な人は、牛乳1カップに脱脂粉乳大さじ2杯を溶かして牛乳を濃くする手もあります。
体質的に牛乳が苦手な人は、乳糖の少ないチーズやヨーグルト、ローファット牛乳などはどうでしょうか。
小魚、大豆製品、緑黄色野菜などもカルシウムを含んでいます。

鉄分は、通常は1日に12mg摂取すればいいのですが、妊娠前期はプラス3mg、後期はプラス8mgを加えてください。
これは胎児と胎盤に必要な量なのです。
この中から赤ちゃんは300mg程度の鉄分の蓄えを持って生まれて、離乳して十分で鉄分を十分摂れるようになるまでそれを使っています。

妊婦さんの3人に1人は貧血だといわれていますし、実際に20mg摂れている人は少ないようです。
できるだけ摂取する工夫をしてください。
レバー、赤身の魚や肉、卵などにも鉄分が多く含まれています。

鉄分もカルシウムも吸収が悪いのが難点です。
鉄分はタンパク質やビタミンC、カルシウムはタンパク質やビタミンDと一緒に摂取すると吸収率が高くなります。

塩分を摂り過ぎないようにしましょう
塩分が多い食指をしていると高血圧やむくみを招きます。
妊娠中毒症の原因にもなりかねません。
そうならないように注意してください。
1日に10グラム以下におさえるのが理想です。
インスタントやレトルト食品はタンパク質が少なかったり塩分が多かったりします。
できるだけ手作りで室のよい食事を心がけてください。


つわりへの対処方法

つわりはなぜ起こるのでしょうか
つわりは妊娠4~7週から始まり、12~16週くらいで収まります。
つわりは妊娠に慣れるための自然現象です。
人間には、変化に対して自分の体の中を同じ状態に保とうとする力が働きます。
ホメオスタシスという現象です。
女性は、いざとなるとこの力が断然強いと言われています。
しかし、妊娠は母体にとって大変な負荷がかかります。
その負荷にすぐには順応できなくて、つわりの諸症状が出るようです。
つわりは体が妊娠に慣れていくための現象の一つと言えます。
つわりの症状や程度には個人差がありますが、気持ち次第で軽くもなれば重くもなるといわれています。
これは、脳の中で隣りあわせになっていてお互いの変化が影響しあっているホルモン中枢と自立神経中枢の働きを、大脳皮質の動きを意識的に変えることでかなりコントロールできるからだといわれています。

つわりで食べられなくても赤ちゃんへの影響は心配不要
つわりで食事が摂れなくなると赤ちゃんの発育に影響するのではないかと心配する人もいます。
でも、食べられないことを心配しすぎないでください。
つわりが起きている時期の赤ちゃんはまだ小さいので、母体に蓄えられている栄養で十分育ちます。
食べられる時に食べたいものを食べてください。
但し、甘いものばかり食べるというのは考えものですよ。
つわりが収まった後の体重のコントロールが難しくなりますし、虫歯の原因にもなってしまうかも。
このことは頭の隅にとめておいてくださいね。
とはいえ、つわりの時期には栄養や食事時間のことをあまり気にしないでください。
気にしすぎると症状が重くなるかも。
妊娠しているからつわりがあっても不思議じゃないと気楽に考えた方がいいでしょう。
空腹時につわりの症状がひどくなる人が多いので、一口で食べれる大きさのサンドイッチ等を用意しておき、お腹が空いたらすぐ食べる手もあります。

つわりの時期に食べやすいものは
つわりになると一般的には酸味が利いたものが欲しくなるようです。
柑橘類、酢の物、レモン汁を加えたサラダ、マリネ、南蛮漬け、魚や肉にレモンや柚子を絞ったものなどが美味しく食べられるでしょう。
ヨーグルト、冷ややっこ、冷やした卵豆腐、素麺も好まれるようです。
食べ物の匂いに吐き気がする場合は、冷やすと匂いが少なくなり食べやすくなります。
果物や野菜を食べやすい大きさに切って、容器に入れて冷蔵庫で冷やしておくと、すぐ食べられるから便利です。
調理すると気分が悪くなる人は、冷凍食品やレトルトや缶詰を利用するのも一つの方法です。
少量でもカロリーがあるものを選ぶといいかもしれませんね。

つわりの時期は水分を多めにとりましょう
つわりで吐くと水分やミネラルが失われます。
ひどい嘔吐と食欲不振が重なると脱水症状になることもあります。水分は多めにとりましょう。
ただし、清涼飲料水や糖分が多い飲み物の摂り過ぎはよくありません。
野菜のジュースはガスがたまりやすいことも知っておきましょう。
牛乳や、手作りの果物・野菜ジュースがいいようです。
つわりがとても重度で、嘔吐が激して水分も受けつけなくなると全身衰弱を起こすことが稀にあります。
この状態を妊娠悪阻といいます。
体がフラフラする・体重が異常に減るといった場合には医師に相談しましょう。

いつまでもつわりが続くならば
体がフラフラする・体重が異常に減るといった状態が続く場合は、主治医に相談するのが一番安心です。
個人差はありますが、、妊娠16週くらいで一般的にはつわりは収まっていきます。
でも稀にですが、妊娠5ヶ月めになってもつわりが収まらないという人もいらっしゃいます。
妊娠悪阻の場合は点滴を行うと効果的です。
子宮がだんだん大きくなり、胃が子宮に押し上げられるために吐き気や胸やけに悩まされるケースも出てくる時期です。
もともと胃腸が弱い人の場合、つわりに引き続いて胃の調子が悪くなり、つわりが続いているように感じられるケースもあります。
胃の調子が悪いと診断されれば、胃薬を処方してもらえるでしょう。


妊娠中の過ごし方

<妊娠0~7週目までの過ごし方>
妊娠妊娠初期の0~3週ごろは、まだお母さんには自覚症状がありません
妊娠4から7週ごろつわりが始まって妊娠に気がつきます。
予定日が来ても月経がなく、基礎体温は高温送が3週間以上続きます。
下腹部が張る・腰が重くなる・尿の回数が増える・乳房が張ってくる・乳頭が過敏になる等の変化があらわれます。
吐き気・むかつき・嗜好の変化など、つわりの症状が始まります。

この時期の赤ちゃんは、胎芽と呼ばれる状態でまだ人間らしい形にはなっていませんが、頭・胴・手足の区別はできます。
4週ごろから心臓や肝臓、胃腸管などの内臓のもとができ始めます。

この時期の生活のチェックポイントは、なるべく早い時期に産婦人科を受診することです。
妊娠がわかったら、胎盤が根づくまでは激しい運動や重労働は控えめにしましょう。

<妊娠8から11週目までの過ごし方>>
つわりがきつくなって、体重が減ることもありますが、概ね11週目くらいには収まります。
白色のおりものが増えます。
トイレが近くなった、乳房や下腹部が張る、腰が重くなるなどの症状がますますはっきりしてきます。
赤ちゃんは、頭や胴や手足ができて、人間らしい顔つきになってきます。
手足や目等の他,消火器もほぼ形づくられ、性器の分化も進みます。
8週目くらいから皮膚感覚も生じています。
11週末で胎児の大きさは、身長7~センチ・体重30グラム程度です。
この頃になると、心拍音が聞けます。

この時期は、妊娠に体が慣れる為に一番大事な時期です。
もし体に異常があれば、いつまでも妊娠に順応できません。
この頃までには産婦人科を必ず受診した方がいいです。
初診の際にはいろんな事を聞かれます。
また、この時期はつわりで食欲がありません。少しでも食べられるようにしてください。

この時期、もう一つ大事なことがあります。
流産に十分注意することです。
流産は下腹部痛や出血で始まります。
これらの兆候があったら安静にしてください。おさまらなければすぐ病院へ。
また、この時期には所轄の自治体に妊娠届を出し、母子手帳の交付を受けましょう。
また、働いている妊婦さんは、早めに職場へも報告し、周りの理解や協力が得られるようにしましょう。

<妊娠12~15週までの過ごし方>
殆どの人はつわりが収まって食欲が回復してきます。
つわりで減った体重も徐々に増えてきます。
基礎体温は下がり、そのまま分娩まで低温期が続きます。
お腹の膨らみも判る様になります。
子宮が大きくなるにつれて足の付け根が痛くなったりつったように感じたりします。
14~15週には、胎盤がほぼ完成して安定期に入ります。
赤ちゃんの状態は以下のとおりです。
内蔵の形態がほぼ完成します。(機能はまだ果たさない)
皮膚の厚さが増して丈夫になり、産毛が生え始めます。
子宮の中では羊水の割合が多いので、真ん中で浮いたりはねたり、自由な格好をしています。

この時期(妊娠4ヶ月目)の生活で注意すべき点は以下のとおりです。
・食欲にまかせての食べ過ぎに注意
つわりが収まり食欲が出て食べたいだけ食べているとたちまち太ってしまうかも。
  あとあとまで苦労することがないように、つわりが収まった後は、規則正しい食生活に戻し、体重管理をしっかり行いましょう。
・下着はまめに取り替えて清潔に
  おりものが増え始めます。
  感染症の予防にもなるし、ずいぶん快適になるはずです。
・気分転換に外出なども
  この月の終わりには胎盤もほぼ出来上がって母体にしっかり根づきます。
  虫歯がある人は今のうちに治療しておきましょう。
  虫歯があるとよく噛んで食べられないので十分な栄養が摂れませんし、赤ちゃんが生まれた後は、子育てで歯医者さんに通う時間も作れないかもしれません。

お産そのものは生理的な現象ですが、その経過中の子宮収縮がよくないと産後の大出血につながります。
お産は危険と紙一重なので、万が一の場合には輸血が必要になることもあります。
助け合いの精神で、家族が献血するのもいいですね。

<妊娠16~19週までの過ごし方>
この時期には、胎盤が完成して安定期に入ります。
乳腺が発達したり、ママの体も少し変化します。
この時期の生活で留意するのは、以下のことです。
・乳房の手入れを始めましょう
このころから、乳腺が発達して黄色い乳汁が出ることがあります。
産後の母乳の出をよくし、赤ちゃんが飲みやすい乳首にするためには、そろそろ乳首の手入れを始める時期です。
・バランスの取れた食事を心がけてください
胎児の発育が目覚しい時期です。
動物性タンパク質、ビタミン類、鉄、カルシウムなどを豊富に摂取しましょう。
・胎動を記録して、医師に報告してください。
早い人では18週ごろ、遅くても20週ごろになると胎動を感じるのが普通です。
最初は不規則で、腸が動く感じと似ているので、お腹をこわしたかなと思う人もいるようです。
胎動らしいと思ったら、その日付を医師に報告してください。
胎児の発育状況を知るために、とても参考になります。

この時期は、そろそろ胎動を感じ始める時期です。
赤ちゃんの動きが活発になり、心臓や肺の動きも強まります。
耳・鼻・口の形が完成し、髪も生え始め、手足の指に爪もできます。

妊娠5ヶ月めの戌の日には腹帯を巻く風習がありますね。
腹帯は、お腹を保温したり支えたりして安定感を得るのが目的です。
最近はマタニティーガードルをつける人も多いようです。

それから、母親学級には積極的に参加してください。
安定して過ごせるこの時期に、必要な知識をしっかり習得しましょう。

<妊娠20~23週の過ごし方>
妊娠6ヶ月めのこの頃になると、お腹のふくらみが目立ち始めます。
羊水の量が増えるので、動き回って位置をよく変えます。
胎動もはっきり感じるようになります。
子宮が大きくなるのに伴って、腰や背中が痛くなったり、足がむくむこともあります。
赤ちゃんは骨格がはっきりし始め、眉毛やまつげも生えてきます。
皮膚はまだ透けていて暗赤色です。

この時期は母体にとっても赤ちゃんにとっても楽で安定した時期です。
あまり「○○しちゃいけない」と考えすぎず、外出したりして楽しく過ごしてください。
心の安定が何よりの胎教です。
でも、貧血には注意しましょう
妊娠するとホルモンに起因して血液が薄められます。
でも、赤ちゃんの血液を作るために鉄分がたくさん必要になります。
このため、妊娠すると貧血になりやすくなります。
妊婦さんの3人に1人くらいに、鉄欠乏性貧血がみうけられます。
バランスのよい食事を工夫し、鉄分とタンパク質を十分摂取してください。
緑黄色野菜やレバーなどの鉄分の多いものや魚やチーズなどの良質タンパク質を摂取することを心がけてください。
また、貧血とわかったら、きちんと治療を受けて治しておきましょう。

<妊娠24~27週までの過ごし方>
そろそろ出産入院の準備も始めておくと、いざという時に慌てないですみますよ。
この時期には、お腹がせり出したり反り返ったような姿勢になります。
お腹の張りを感じることもあるでしょう。
大きくなった子宮に圧迫されて、足や外陰部に静脈瘤ができやすくなります。

赤ちゃんは子宮の中での位置が定まりはじめます。
味覚も発達してきて、甘みや苦味もわかるようになります。

妊娠7ヶ月目の生活では、以下のようなことに留意してください。

・出産育児用品を準備する
万が一、早産になることも考えて、必要なものの準備を始めましょう。
荷物はひとまとめにしておいた方がいいでしょう。
一人でいる時にお産が始まる可能性もありますから、緊急の場合の連絡先やタクシー会社の電話番号も確認して置いてください。

・便秘予防  (以下のことに留意してください)
繊維を多く含む食物をたっぷり摂取する
適度に水分をとる
適度に体を動かす  
排便習慣をつける

・早産の出血に注意する
この頃から、早産の可能性が出てきます。
この時期の赤ちゃんは生まれても育つ可能性はありますが、まだ外界の生活への適応には不十分です。
早産にならないように気をつけましょう。
子宮口が急に緩んでお産になったり、子宮筋が収縮して胎盤がはがれて、痛みはないのに突然大量に出血することがあります。
こんな時はすぐ病院へ行ってください。
尚、この時期にもし未熟児で生まれても、生育する可能性はあります。

<妊娠28~31週までの過ごし方>
この時期のママの体には、以下のような変化が起こります。
妊娠線が現われてきます。
子宮底が高くなり、胃や心臓や肺などが圧迫される
背痛や腰痛がおきたり、お腹が張る
この時期から定期健診が月2回になります。必ず受診してください。

この時期の生活では、以下の点を注意してください。
・転んだりしないように注意する
・腰や背中が痛む際には妊婦体操が有効
・妊娠中毒症の予防と早期発見を心がける
高血圧、タンパク尿、むくみが妊娠中毒症の三大症状です。
重症になると母子ともに危険です。
もし以下のような症状が出たら、一日も早く医師の診察を受けてください。
むくみが出る
以上に体重が増える
目がチラチラする

妊娠中毒症の予防方法は食生活に留意することです。
低カロリーで塩分控えめの食事にしてください。

<妊娠32~35週までの過ごし方>
この時期までには入院の準備を整えておいてください。
里帰り出産される場合はこの時期、予定日の1ヶ月前が帰省されるタイムリミットです。
里帰り前に受診している産婦人科の医師に許可をもらってから帰省してください。
体調的に無理なケースもありますからご注意を。

妊娠9ヶ月めは、以下のような点に注意してください。
・体重の増え方とむくみ
毎日気にする必要はありませんが、週単位で体重の変化をチェックしてください。
一週間で200~250グラムの増加ならばいいのですが、300グラムを超すようならば多すぎます。
それから、むくみにも注意が必要です。
以下のような場合には必ず診察を受けてください。
 1)朝からむくみがある
 2)すねの横を押すとむくみができる
 3)顔や手がむくむ

・呼吸法、補助動作の練習をしっかり行う
お産をスムースにするためにも、母親学級で習ったことをおさらいしておきましょう。
練習しておいた自信が、安産につながります。

・できるだけ体を休める
母体のエネルギー消失が大きくなっていますから、できるだけ消耗を防ぐために体を休めましょう。
疲れたら横になったり、足を高くして投げ出すと疲れがとれやすいですよ。

<妊娠36~39週の過ごし方>
出産直前のこの時期の留意点は以下のとおりです。
・一人で遠出するのは控えましょう
外出先で急に具合が悪くなったり産気づいたりするとたいへんです。
買い物などは誰かと一緒に行ってください。
・栄養、休養、睡眠は十分に
上がっていた子宮がだんだん下がってきて食欲がわきます。
栄養のことを考慮しながら、十分食べてください。
睡眠も1時間多くとり、お産の体力をつけておきましょう。
寝不足でへとへとだったりすると、お産が長引いてしまうこともあります。
・いつでもお産に臨める準備を
体は清潔にし、下着もまめに取り替えておきましょう。
破水するとお風呂にも入れなくなります。
・お産の兆候があったら
お産が始まったサインは、出血(おしるし)・破水・陣痛です。
兆候があったら、これまでに習得した知識に従って、落ち着いて行動しましょう。

妊娠中の留意点などは、ブログにも掲載しています。
URLはhttp://sakamotolc.seesaa.net/です。


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